神戸市立須磨離宮公園は神戸市須磨区にある32ha(東京ドーム5個分)の広大な公園です。
大正3年に完成した皇室の別荘「武庫離宮」が戦争で焼失し神戸市に下賜され、
上皇陛下のご成婚記念事業として須磨離宮公園として開園されました。
植物園も併設されており四季折々の花が楽しめて、子どもの遊び場もたくさんあります。
何より噴水広場に王侯貴族のバラ園のバラが咲き乱れる5月と10月頃はすばらしいですよ。

電車でのアクセスは山陽電鉄須磨寺・月見山・東須磨駅より徒歩10分。
車でのアクセスは第二神明道路須磨ICを出てすぐに駐車場の入り口があります。
駐車台数は300台(500円)。バイク専用駐車ゾーンもあります(100円)。
入園料は15歳以上大人400円、小学生及び中学生は200円
開園時間は午前9時から午後5時まで(入園は4時30分まで)
休園日は木曜日(祝日の場合は開園)・年末年始(12月29日~1月3日)


5月に訪れると上の写真のように約180種、4,000株のバラが開花し、噴水広場には色鮮やかな花色と豊かな香りで満たされているのですが、今回は菖蒲園を見たくて6月前半に訪れたのでバラは少な目ですが十分美しくよい香りを楽しめました。ユリも咲きはじめていました。


南大噴水から階段を降りていくと新池には白い睡蓮がたくさん咲いていました。


6月上旬から中旬には「葵の上」「薫君」「光源氏」をはじめ約60種4000株の花しょうぶが優雅に咲き誇ります。花の名前から想像する花の色や模様、咲き方の違いをそれそれが楽しむゆっくりとした時間が流れます。たくさんの方が大きなカメラを持って撮影に来ていました。



ここからは恒例の運動不足解消のウォーキングです。
石のジャンボ滑り台のある児童遊園から連絡橋を渡り東の植物園へ向かいます。
植物園では2月上旬から3月上旬には約1,500m2の梅園に約25種160本の梅見会、4月下旬には約40種200株の牡丹鑑賞会が開かれ、他にも椿や紅葉と四季それぞれに美しい姿を見られます。6月は8000株のアジサイと150mのもみじ道の青もみじが綺麗な季節です。



東門入口近く旧室谷邸跡にバタフライガーデンがあります。
蝶の保護活動をされていて鳥に食べられないように幼虫にネットがかけられていて、あまり見ることのない珍しい蝶も飛んでいました。この幼虫はどんな蝶になるんでしょうね。



花の庭園という1300㎡の欧風庭園もあるのですが写真を撮り忘れました。
植物園ゾーンのメインは鑑賞温室です。一年を通じて亜熱帯植物を鑑賞できます。いつもはもっとジャングルっぽくて色も鮮やかなのですが剪定されてますね。今回は珍しいアジサイが展示されていましたが春と秋には洋らん展が開催されます。


ドラマ「華麗なる一族」のモデルとも言われる旧岡崎財閥の邸宅が当時のまま残されています。和室は貸室として利用でき、和庭園では紅葉や四季の花が楽しめます。


連絡橋を渡って本園に戻りポセイドン広場の北にフィールドアスレチック子供の森冒険コースがあります。コースのテーマは、国際海洋都市 神戸らしく、海洋冒険物語(スティーブンソン作)の「宝島」が題材です。森の中に遊具28基が配置されていて、公園に入園された方は無料で利用できます。グループ代表者は、アスレチック入口の受付で利用者名簿に記入しましょう。
対象年齢は小学生以上。小学生未満の方は、保護者とともに利用。運動靴着用のことです。
子どもが小さいころに来て楽しく遊んだことを懐かしく思い出しました。


須磨離宮公園の前身は、皇室の別荘である「武庫離宮」(大正3年竣工)です。御殿は戦火により焼失してしまいましたが、中門とそれに続く白壁はそのままの姿が残っていて、往時を偲ぶことができます。その中門を入っていくと潮見台があります。「武庫離宮」の露台(物見台)として築造され、花崗岩でできた腰掛けと積石手すりは、城壁を思わせるデザインで当時のまま残っています。当時は須磨の海がここからよく見えたのでしょう。今はビルと生い茂る木で遠くまでは見通せないのがちょっと残念です。


噴水広場にあるレストハウスのガーデンパタジェをのぞいてみると、ランチやカフェに店内もメニューもとてもおしゃれなお店でした。
公園の中でピンクのバラの花のような果肉入りイチゴソフトクリームが売っていました。
須磨離宮公園のすぐ近くには須磨寺があるのであわせてお出かけもいいですね。


