3日目 永登浦駅→水原駅→世界遺産水原華城観光(華城行宮→長安門→華虹門→水原市立アイパーク美術館→八達門)→水原駅でチーズタッカルビの昼食→永登浦駅→三連泊する東大門駅近くのホテルへ荷物を移動→広蔵市場を観光→プチョンユッケで夕食→東大門に革ジャンを買いに行く

KTXが大雨による韓国南部の災害で全線運航中止になっていたので地下鉄1号線で水原駅へ。
水原駅4番出口を出ると水原観光案内所があります。水原華城のパンフレットをもらって、華城行宮まで行くバスを尋ねると11番と13番とのことです。前にある乗り場から15分ほどバスに乗ります。バスを降りると水原市立アイパーク美術館と広場の向こうに華城行宮が見えます。

水原華城は18世紀末李氏朝鮮第22代国王・正祖が、老論派の陰謀により横死した父思悼世子の墓を、楊州から水原の顕隆園に移して、その周囲に城壁や塔、楼閣や城門を築いて防護を固めて完成しました。朝鮮戦争により一部が破壊されたものの、1975年から5年間を掛けて「華城城役儀軌」という築城記録をもとに修復・復元工事が行われました。
城郭の中では東洋建築の白眉といわれ、1997年にユネスコ世界文化遺産に認定されます。
東西南北に、それぞれ蒼龍門、華西門、八達門、長安門の四大門が設けられています。
城郭にはためく旗は、青は東、白は西、赤は南、黒は北の方角を表し、正祖が行幸の際に宿泊した華城行宮には、黄色の旗が立っています。
建造物は、朝鮮古来の建築法と石とレンガを積み上げる西洋の建築法を融合させて作られていて、ソウルにある王宮とは趣が異なります。

水原華城の中にある華城行宮は、王様が一時的に滞在するために作られた宮殿です。1796年(正祖20)、朝鮮第22代の正祖大王が水原に華城を築城したあと、八達山東部の麓に建立されました。もともと1789年(正祖13)水原の新邑治を花山から八達山に移転するとき、官衛として使われていた建物を拡大し、行宮として完成させたものです。



5月~10月は18:00~21:30(入場は21:00まで)夜間開場されていて幻想的な夜景だそうです。
日本の新潟辺りの緯度にある韓国の夏、実は暑くて夏はライトアップされた夜が良いかも。
ドラマ「チャングムの誓い」「イ・サン」など日本でも有名なドラマが撮影されました。



行宮とは仮の御所。普段は普段は水原部官衙として使われ、都から正祖大王が来た時に華城行宮に滞在していました。華城行宮は最近再建されたもので、世界遺産に登録されているのは水原華城の城郭になります。再現展示が随所にあり博物館的な存在なのかもしれません。
私は王のお出ましの時に演奏する国楽器の保管庫の展示に興味を惹かれました。


洛南軒以外の建物が日本植民地時代に日本の民族文化と歴史抹殺政策により消滅。
私たちが学校の授業で習わなかった歴史を知りました。
1996年に復元工事が開始され2003年一般公開されました。


この日は雨だったので水原華城の主な観光ポイントを循環する観光列車の華城御車は運航中止。
さらに火曜から日曜の11:00から新豊楼前で行われる武芸24技の演武公も雨天中止で残念(涙)。
アップダウンもあり歩くと2.5時間かかる水原華城を全部回るには是非とも華城御車に乗りたかったのですが、暑さもあるので全部はあきらめて歩いて長安門と華西門を見ることにしました。

華城四大城門の北側の門である長安門は、水原華城の正門にあたります。1794年(正祖18年)2月28日に建設工事が始まり、同年9月5日に完成しました。
長安という名前は、首都を象徴し、民の安寧を意味します。
寄棟屋根(四方向に傾斜がある屋根の形)からなり、その威風堂々とした構えを特徴としています。
ソウルにある崇礼門(通称「南大門」)より規模が大きいのも特徴となっています。




城門の外側には半円型の甕城が置かれていますが、これは壺を半分に割った形に似ていることから名付けられたもので、城門の防御を強化するために造られました。




水原華城の城壁です。全長5.7kmの城郭の上の道を歩くと、所要時間は約2時間30分。城郭の外側には現代の水原市内が見え、内側には門や砲台、やぐら、軍の関係施設などがあり、閑静な雰囲気の街と共存しています。

華城には水原川が北から南へと横切るように流れており、城郭と川が交わる場所には水門が設置されています。城郭北側には北水門、南側には南水門が設けられています。北水門を華虹門といい、7つの虹のような形をしたアーチ型の水門があります。この7つの水門の大きさはそれぞれ異なり、中央の水門は左右の水門に比べ広めに造られ、降雨時、川を流れる水量を効果的に調整する役割を果たしています。
東側の小高い丘には華やかな建築美を誇る訪花隨柳亭(パンファスリュジョン)があります。
水門から溢れ出る水しぶきが虹のように輝いて見えることから名づけられ、華城唯一の美しい水門として人気があるそうです。

華虹門から南の八達門へ歩く途中で暑さもあって水原アイパーク美術館で企画展[あるNorm(all)]所蔵品常設展[水は星を宿す] を鑑賞しました。とても素敵な現代美術館でした。

美術館から南に進んで華城の南門の八達門へ。門の前は甕城が丸く囲んでいます。
八達門の周りはラウンドアバウト(環状交差点)になっていて道路に囲まれているため外から見るだけしかできませんが思ったよりずっと大きく立派な門でした。


熱中症になりそうだったので八達門横から11番13番のバスを探して水原駅まで戻ります。
春や秋の気候の良い晴れた日に一日かけて城壁をハイキングしてみたいものです。
水原は水原カルビ、スンデ、チキンで有名ですが、水原駅前のユガネチキンリブ水原店でチーズタッカルビをランチにしました。
直火を使うお店ですがエアコンガンガンだったので助かりました。
水原駅周辺はロッテ百貨店やロッテマートやモール、駅前商店街ととても賑やかでした。
ホテルへ戻り荷物を持って次のホテルへ移動します。以降3日間東大門のホテルで過ごします。



ホテル近くの写真です。東大門DDPにも仁川空港にも人をモチーフにした大きなオブジェがありました。体力限界でホテルに帰って体を休ませて、歩いて広蔵市場に向かいます。
広蔵市場の最寄り駅は地下鉄1号線鍾路5街駅になります。東西に300mに広がる大きな市場で店舗と屋台で活気に満ちた市場です。どのお店も美味しそうな料理が並び、外国人観光客でいっぱいです。細巻の麻薬キンパや麺料理のカルグクス、韓国式ソーセージのスンデ、もちもちのクァベギ(ドーナツ)、ピンデトッ(緑豆チヂミ)等人気のお店がたくさん。
屋台に憧れますが、ハードルが高そうなので、ユッケを食べにプチョンユッケに向かいます。


「プチョンユッケ」はミシュランガイドソウルに紹介されているユッケ専門店です。
半日熟成させて旨みを凝縮した柔らかな肉質が自慢のユッケに、活きテナガダコ(サンナッチ)を加えた、名物「ユッケと活きテナガダコのタンタンイ」が人気。センマイと生レバーも美味しいと評判です。
道に迷いながら日曜日の20時前にお店に到着しましたがすごい行列です。ホルモンは売り切れですがいいですかと聞かれて並びます。21:30閉店ですが20時にはお断りをされていました。
30分ほど並んで入店し、その時点で活ダコも売り切れてしまっていました。早くいくのをお勧めします。どうにかユッケビビンバとビールを注文して頂きます。7年連続ミシュラン納得の美味しさです。付け合わせの牛のスープも味わい深くてこのスープの虜になってしまいました。




この後バイク用の革ジャンを手に入れるために東大門の光熙市場に向かいます。
光熙市場の6階は革製品の卸売をしていて真夏でも革製品がたくさん売っていました。
夜遅くから明け方までが営業時間なので不思議な感じがします。どのお店の方も日本語が上手で好みを聞いて試着させてくれます。私が購入したお店はカードは使えず現金のみでした。
東大門の問屋街は基本的にバイヤーさんが買いに来る場所なのですが、小売りもしてくれる店もあり最新のファッションが安く手に入ると人気です。韓国の問屋街ビルは全部がカバン専門店や靴専門店だったり、通りほとんどがアクセサリーの問屋だったりと同じジャンルの卸売店が同じエリアに集中していました。夜中にたくさんの若い女性が買い物している不思議な場所でした。

